星景

白老・登別の天の川-その2

前回4か月ぶりに天の川を撮影でき、星撮りの楽しさを心から実感しました。星撮りという趣味はある意味自分のエゴだと自覚しつつ、まだ収まり切らないコロナの問題と自分の中で折り合いをつけながら星撮りを続けていこうと思います。

さて、前回の撮影から3日後再び星撮りのチャンスが訪れました。前回雰囲気のある天の川を撮影できそれなりに満足していましたが、どうしても濃い天の川と特に灯台でロケハン時に決めた構図で撮りたいと思い再び同じ場所に撮影に出かけました。

再訪の灯台で

現地に着くと多少雲がでていましたが、前回より確実に条件がよく期待できそうでした。暗くなりまずは前回と全く同じ灯台と天の川がクロスするような構図で何枚か撮りました。するとその一枚に運よくやや大きめの流星が映っていました。天の川の濃い部分も今回はばっちり顔を覗かせてくれています。

前回の時もそうですが、ペルセウス座流星群の名残りとも思える流星を小さいながらもいくつか捉えられていてもしかしたらと思っていました。この日は肉眼でも何度か目視することができました。

(20200819撮影 α7ⅲ,sigma14mm f1.8 art:10枚スタック,iso3200,f2.0,ss25,LEEソフトフィルターNo.3使用他流星写真合成)

続いて少し遠くから、レンズを14mmから24mmに変えて。これが前回撮りたかった構図です。ちょうど操業を始めた漁船の漁火の光害が思った以上にあり、コントラストは落としてふんわりと仕上げました。

(20200819撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:星景6枚スタック,iso3200,f2.0,ss20,Kenko MC PROソフトン(A)使用/前景7枚スタック.iso6400,f2.0,ss30)

続いて同じ場所で自撮りバージョン。前回は手持ちのヘッドライトで明かりを作りましたが、今回はオレンジ色の丸型のLEDランタンを用意して雰囲気を出しました。自撮りやライトなんて邪道だという人もいるかもしれませんが、自分はこういう遊び心のある写真は好きです。前景の画質改善などまだまだ課題ありますが、お気に入りの一枚が撮れました。

(20200819撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:星景6枚スタック,iso3200,f2.0,ss20,Kenko MC PROソフトン(A)使用/前景1枚,iso6400,f2.2,ss15)

登別温泉の木道にて

灯台を撮った後前回と同じく登別温泉へ。前回撮影ロケハン時に見つけた天の川の方向に続く木道で。天の川の高度が下がりすでに濃い部分は見えませんでした。この後前回撮りきれなかった大湯沼の高い位置から天の川を再び撮ろうと思いましたがまたもや雲に覆われ断念。

(20200819撮影 α7ⅲ,sigma14mm f1.8 art:星景1枚,iso3200,f2.0,ss20,LEEソフトフィルターNo.3使用/前景6枚スタック.iso3200,f2.0,ss30,LEEソフトフィルターNo.3使用)

登別の牧場にて

近くの牧場に移動すると少し雲が晴れ、天の川の薄い部分だけですが何とか撮影することができました。

(20200819撮影 α7ⅲ,sigma14mm f1.8 art:星景7枚スタック,iso1600,f2.0,ss15,LEEソフトフィルターNo.3使用/前景4枚スタック.iso3200,f2.0,ss30,LEEソフトフィルターNo.3使用)

同じ牧場で、緑が青々ときれいです。

(20200819撮影 α7ⅲ,sigma14mm f1.8 art:星景10枚スタック,iso1600,f2.0,ss15,LEEソフトフィルターNo.3使用/前景4枚スタック.iso3200,f2.0,ss30,LEEソフトフィルターNo.3使用)

ロケハン中に撮ったその他の写真

試しに星と撮れるかなと思って撮った試し撮りの一枚ですが、今回の写真でこれが一番妻には好評でした(笑)周りの光の影響があり無理だと思ってちゃんと撮りませんでしたが、こういう星景写真も面白いかもしれません。

昼間に撮った一枚。雲がよかった。

夕暮れ時。

大湯沼噴火口の夕景。

以上このような感じで延べ2日間白老、登別の星空撮影を楽しむことができました。ありがとうございました。

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