星景

再始動ー室蘭、洞爺、ニセコ方面の星空(2023年3月撮影)

先月の新月期、約1年ぶりに純粋な星撮り目的の遠征に出かけた。この1年写真のことで少し思い悩み迷走してしまいましたが、自分の中の様々な問題を整理しまたそれらと向き合って可能な範囲で継続していくことにしました。今回の遠征は合計3晩、ニセコ方面、洞爺、室蘭とこれまで幾度となく足を運んだ場所で久しぶりに初心に戻り星撮りを楽しむことができました。

ニセコ方面の星空

まず最初はこれまで一番多く訪れ慣れ親しんだニセコ方面へ。例年より暖かく雪がないのではないかと心配しましたがまだ思った以上に残雪がありました。この時期は早い時間からオリオンが沈み始めます。そんな沈みゆくオリオンと羊蹄山、そしてそれを眺めているような人の演出で自撮りライティング。毎回少し恥ずかしいですが、自撮りは楽しいですね。

(20230.18撮影 α7ⅳsel14f18gm:星景62枚スタック,iso6400,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着/前景,iso1250,f4.0,ss258,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着)

同じ場所でパノラマ撮りした冬の天の川。うっすらとですがアーチになっているのがわかるでしょうか。羊蹄山山頂から絶えず発生していた躍動感のある雲も再現できてよかった。

(20230308撮影 α7ⅳ,sel14f18gm:26枚パノラマ合成,iso3200,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNO.3 後玉装着使用)

場所と日付が変って朽ちた木造納屋と天の川。大きな白樺の木もポイントに。ここの納屋は来るたびに少しずつ朽ちていってる。もう次の冬を越すのは無理かもしれない。

(20230320未明撮影 α7ⅳ,sel14f18gm:星景55枚スタック,iso8000,f1.8,ss15/前景,iso1600,f2.8,ss292)

別の場所、月と太陽が東の空を明るく染めていく薄明の時間帯に撮った天の川。この時間帯の空の色や天の川の淡さがとても心地よい。

(20230320未明撮影 α7ⅳ,samyang AF 24mm F1.8 FE:星景65枚スタック,iso8000,f1.8,ss10/前景,iso800,f4.5,ss157)

洞爺湖の星空

場所と日付変わり洞爺湖。私有地のため所有者さんの承諾を得て撮影しました。洞爺湖の光害はもともと覚悟していましたが、この日は黄砂やPM2.5の影響もあり空がさらに不鮮明。なんとかあっさりと仕上げて絵にしました。

(20230329未明撮影 α7ⅳ,sel20f18g:星景26枚パノラマ合成,iso4000,f2.0,ss13,前景11枚パノラマ合成,iso3200,f4.0,ss40)

別の場所から。やはり光害や大気の条件悪く天の川を何とか浮き上がらせたところで現像をギブアップしたボツ画像。洞爺湖は好きな場所ですが、星を撮影するのは本当に難しい。。

(20230329未明撮影 α7ⅳ,samyang AF 24mm F1.8 FE:星景64枚スタック,iso3200,f1.8,ss10/前景,iso1250,f4.5,ss80,40,20)

室蘭の星空

最後は室蘭、定番の地球岬からみた天の川。定番と言っても夜星空をきれいに撮るのはちょっと難しい。実はカメラを始めて間もない4年前に一度訪れたことがあるのですが、当時は灯台の強い光と天の川をどう撮影してよいのか全く分からず盛大に白飛びした写真を何枚か撮ってすぐに退散した苦い思い出が。。今回はさすがに現場で戸惑うということはなくこれまでの経験を生かして思い通りの写真を撮ることができました。

(202303093未明撮影 α7ⅳ,sel20f18g:星景64枚スタック,iso6400,f1.8,ss10/前景,iso6400,3200,1600,800,400,f4.0,ss8)

明るくなるのを待ってから再び地球岬で撮った一枚。空のグラデーションがとてもきれいでした。本当は灯台とこの景色が撮りたかったのですが、画角的に全く無理でしたね。いつもこのような月が撮れそうな時はそれなりのレンズを持参して星撮り挑んでるのですが、なかなかどちらも撮れるようなロケーションはなく簡単には撮れないですね。

以上、久しぶりに星撮りを楽しみ少しだけ初心に戻れた気がした撮影遠征になりました。

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