星景 登山

厳冬期のイワオヌプリ山頂で眺めた満天の星atニセコ(2021年12月撮影)

ほしたびです、1年以上ぶりの投稿になってしまいました。ちょうど1年前、自分の体力的な問題もありましたが星撮りが全く楽しくなくなりこれまでのような星撮り撮影はしばらくの間お休みしておりました。正直もう星撮りはやめて余暇はキャンプでもしてのんびり過ごすつもりでいましたが、星への想いは簡単には消えずまた自分に無理のない範囲でゆるく再開することにしました。

今回は中断前に行ってまだ記事にしていなかった冬山イワオヌプリでの撮影記録になります。だいぶ時間がたってしまいましたが苦労した撮影だったので改めて当時を思い出しながらまとめてみました。

雪原の足跡と星グル

いざ出発。月明かりが出ていつもより明るいとはいえこの暗闇。写真を見ると1年以上前でもナイトハイク独特の緊張感がすぐに蘇ります。

途中分岐地点。イワオヌプリは夏に2度、冬に1度(中腹までナイトハイク)来ているのでルートを間違うことはないですが、何度もGPSアプリで確認しながら慎重に登っていきます。

1時間半ほど歩いてあらかじめ考えていた星ぐるスポットに到着。月はまだ沈み切っておらず雪は新雪でふかふか(これは前からやりたかった足跡構図ができる。。)まずは前景撮り。構図を決めカメラを設置した後、慎重に足跡をつけていく。狙い通り低い位置の月明かりが足跡を強調するように影をつくってくれた。

その後星ぐる撮影開始。写真は約2時間半の軌跡。月明かり残る前景と月が沈んでからの星の軌跡の比較明合成。やや違和感のある写真になってしまった。

(20211209撮影 α7ⅲ,sigma14mm f1.8 art:284枚比較明合成,iso400,f4.5,ss30/前景,iso800,f5.0,ss30/人物周り,iso2000,f2.0,ss20)

撮影終了後のカメラ状況。

山頂で見た満天の星

星ぐる現場をあとにしてさらに登る。ほどなくして山頂標識地点到着。

山頂標識にはエビの尻尾とよばれる霧氷が付着。その標識越しにオリオンが輝いていました。左手奥に見える山はニセコアンヌプリ。

(20211209撮影 α7ⅲ,sel14f18gm:星景32枚スタック,iso8000,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着/前景,iso1600,f3.2,ss241,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着)

この時の撮影風景。

さらに進んでイワオヌプリピーク。幸運にも雲海が発生しそこには息を飲むような絶景が広がっていた。

(20211209撮影 α7ⅲ,sel14f18gm:星景38枚スタック,iso6400,f2.0,ss13,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着/前景,iso1250,f5.0,ss268,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着)

移動してもう一つのピーク東峰から。雲海がやや晴れ、眼下にニセコの街明かりがキラキラと輝いていた。

(20211209撮影 α7ⅲ,sel14f18gm:星景34枚スタック,iso8000,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着/前景,iso1600,f4.5,ss328,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着)

上手く構図決めできなかったけどその他の写真。

(20211209撮影 α7ⅲ,sel14f18gm:11枚スタック,iso8000,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着)

 

(20211209撮影 α7ⅲ,sel14f18gm:星景33枚スタック,iso10000,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着/前景,iso2000,f2.8,ss236,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着)

まだまだ撮影したかったが霧が頻繁にたちこめるようになり終了。

(20211209撮影 α7ⅲ,sel14f18gm:iso8000,f1.8,ss13,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着)

ややトラブルもあり一晩中山で過ごして下山。

過去のイワオヌプリの撮影記録。

イワオヌプリから見上げた星空 at ニセコ(4月撮影)

桜、菜の花、水田、新緑に耕され始めた畑...ようやく訪れた北海道の春の星空と撮ってみたい風景がたくさんありましたが、昨年と同様コロナのために撮ることができないでいます。 晴れた新月期の日に星空撮影に行 ...

続きを見る

GPSログ

帰り霧のせいで放置撮影していたカメラと三脚を見失い2時間もさまよい歩いてしまった。もし同じような試みをしようとする方がおられましたらお気をつけて。

スポンサー

ギア雲台(星景写真撮影におすすめ)

ギア雲台は、目盛りを見ながら1mm単位で構図の微調整が可能。 望遠レンズを使用した風景や天体撮影など、水平を正確に保つ事が求められる現場で活躍します。スタジオでの集合写真や物撮りなどにも。
ティルト方向には+90度~-50度、サイドティルト方向には±45度と広い可動域を持つため、幅広く使えるオールマイティなギア雲台

楽天市場で見る
ヤフーショッピングで見る
±10度と可動範囲が狭く、自由雲台等を併用し最終的に水平を微調整する使い方がオススメ。緻密さを求められる撮影に適しています。

楽天市場で見る

ミニ三脚

2014年中国で設立された新鋭のカメラ三脚メーカー、Leofoto (レオフォト)の、人気のミニ三脚。
トラベル、登山はもちろん、テーブルフォトや商品撮影、ライブ配信、Vlog、ユーチューブ撮影まで幅広い用途で活躍。
ローアングル撮影も可能。

楽天市場で見る
ヤフーショッピングで見る

-星景, 登山
-, , ,

© 2024 ほしたび Powered by STINGER