星景

札幌の天の川

昨日ひそかなテーマの一つとして撮り続けている札幌市内での天の川の撮影に行ってきました。あまりよくない構図のためボツにしようと思いましたが、せっかく撮ってきたのでやはりちゃんと記事にすることにしました。

場所は札幌中心部から車でわずか30分の札幌南区の某所。札幌の特色であり魅力の一つでもありますが、中心部から数20キロも離れるとそこにはのどかな田園風景や山、広大な森林公園、原野のような荒涼とした平野などの世界が広がっています。「そんな場所で星空が撮れたら面白いな」そう思ったのが札幌市内で星空を撮り始めたきっかけです。

200万人都市札幌市の天の川

さて、撮れた写真ですが予め現地調査していたのですが天の川の方向と電線や畑前に張られた動物用の電気柵の位置を甘く見誤りました。なんとか構図に邪魔しない形で撮れると思っていましたが全く無理でした(汗)仕方なく電線と電気柵を構図の一部に取り入れて撮りました。気象条件も悪くかなりの枚数スタックしていますが、15秒一枚撮りでも天の川はうっすらながらしっかり映っていました。

空の色はどうしても札幌中心部の光の影響でどうしても月明かりに照らされたような青色になってしまい、映る星の数も少なくなってしまいますが天の川の方向には光害となるような街明かりがなく山が広がっている場所なのでしっかりと画像処理をすれば天の川はちゃんと浮かびあがってきてくれます。

(20201009撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:星景20枚スタック,iso3200,f2.5,ss15,前景12枚スタック.iso3200,f3.2,ss30)

下は撮って出しの一枚。うっすらと天の川が映っているのが分かるでしょうか。最終構図前の試し撮り一枚ですが偶然流れた流星もちゃんと捉えていました。

(20201009撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:iso3200,f2.5,ss15)

と今回はたった一ショットのために近場ではありますが、事前の準備なども含めて4時間くらいかけて札幌の天の川を撮りに行きました。また機会があれば、札幌の星空を撮りに行きたいと思います。ありがとうございました。

札幌市内で撮った星空の記事一覧は→こちら

 

スポンサー

ギア雲台(星景写真撮影におすすめ)

ギア雲台は、目盛りを見ながら1mm単位で構図の微調整が可能。 望遠レンズを使用した風景や天体撮影など、水平を正確に保つ事が求められる現場で活躍します。スタジオでの集合写真や物撮りなどにも。
ティルト方向には+90度~-50度、サイドティルト方向には±45度と広い可動域を持つため、幅広く使えるオールマイティなギア雲台

楽天市場で見る
ヤフーショッピングで見る
±10度と可動範囲が狭く、自由雲台等を併用し最終的に水平を微調整する使い方がオススメ。緻密さを求められる撮影に適しています。

楽天市場で見る

ミニ三脚

2014年中国で設立された新鋭のカメラ三脚メーカー、Leofoto (レオフォト)の、人気のミニ三脚。
トラベル、登山はもちろん、テーブルフォトや商品撮影、ライブ配信、Vlog、ユーチューブ撮影まで幅広い用途で活躍。
ローアングル撮影も可能。

楽天市場で見る
ヤフーショッピングで見る

-星景
-,

© 2024 ほしたび Powered by STINGER