星景

晩秋の天の川とオリオン at 支笏湖

7月の七夕の夜以来久しぶりの星撮りに出かけました。その間いろいろ思うところがあり写真を始めてから自分の記録のためにと2年近く続けていたツイッターをやめてしまいました。今後はこのほとんど見られることのないこのブログにひっそりと星撮りの写真の記録を残していこうと思います。

北海道の晩秋の秋を感じながらのんびりと

さて今回の撮影地は支笏湖ですが、いつもとは少し違って秘湯と呼ばれる露天風呂が有名な丸駒温泉に妻と2人で一泊の撮影旅行です。もともと夫婦2人で温泉宿を泊り歩くのが趣味だったのですが、最近はついでにと始めたカメラが主体になり良いのか悪いのかゆっくり旅行することはほとんどなくなってしまいました。しばらくカメラと離れていたこともあり、温泉に浸かってただ景色を眺めているのも悪くないなとふと感じる旅になりました。

丸駒温泉の良いところは何と言っても立地の良さです。支笏湖温泉街からは離れた場所にある一軒宿で電気も通っていないため旅館の電気は自家発電とのこと。静かな旅館の庭先からは目の前に風不死岳が望めます。下の写真はその庭先から撮った一枚。

(20191027撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:iso100,f6.3,ss1/125)

庭にはフォトジェニックな桟橋があり旅館所有の船が停泊しています。夕暮れピンクに染まる空を背景にパシャリ。

(20191027撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:iso100,f16,ss1/5)

今年最後の夏の天の川

日が暮れてから宿から離れた場所で撮った天の川。大気の状態があまりよくなく薄の川でしたがスタック&レタッチで雰囲気で仕上げました。奥に見える山は樽前山と風不死岳。

(20191027撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:星景9枚スタック,iso3200,f1.8,ss20,Kenko MC PROソフトン(A)使用/前景5枚スタック.iso6400,f2.2,ss30)

天の川の濃い部分はあっという間に風不死岳に隠れてしまいました。

(20191027撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:6枚×2段パノラマ合成,iso3200,f1.6,ss15)

たった1時間ほどでしたが久しぶりの天の川撮影を楽しむことができました。

(20191027撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:5枚×2段パノラマ合成,iso3200,f1.6,ss15)

晩秋のオリオン

宿に戻り桟橋の方向に冬の星座オリオンが昇ってくるのを待って撮った一枚。

(20191027撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:星景1枚iso1600,f1.6,ss15,Kenko MC PROソフトン(A)使用/前景1枚iso8000,f1.6,ss2.0)

パノラマで。風不死岳のシルエットも美しい。

(20191027撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:11枚×2段パノラマ合成,iso1600,f1.8,ss15)

鳥の羽のような雲

星の軌跡を撮るつもりでインターバル撮影していた中偶然撮れた一枚。まるで大きな鳥が羽を広げて風不死岳に舞い降りてくる姿のよう。

(20191027 撮影 α7Ⅱ,samyang 14mm F2.8:iso400,f2.8,ss30)

天候が悪ければ星撮りはあきらめて温泉を楽しむつもりでいましたが、運よく雲が晴れ天の川とオリオンを撮影することができました。本当に久しぶりの撮影だったので初心に戻り楽しく撮影することができました。

丸駒温泉旅館の庭から見える夏の天の川

下の写真はおまけの過去写真ですが、昨年の7月に旅館の庭先から撮った天の川です。この時期の天の川は風不死岳の方向に天の川がかかり構図的にとても良い絵になります。この日の大気の状態はとてもよく、肉眼でもはっきり天の川が見ることができました。

(20180711 撮影 α7Ⅱ,samyang 14mm F2.8:iso1600,f2.8,ss30,LEE ソフトフィルターNo.3使用

注意)旅館の敷地内からの撮影は許可が必要です。本記事に掲載の旅館敷地内から撮った写真はすべて事前に撮影の了解を得ております。

丸駒温泉へのアクセス

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