星景

豊頃大津海岸で今年初の天の川

2月初旬先月に引き続き道東3泊の遠征に行ってきました。今回の遠征の最大の目的は今年初となる夏の天の川の星景撮影。チャンスは明け方前の4時から5時のわずか1時間ほど。

今年初天の川は大津海岸

当初は先月星撮りに失敗した藻琴山にて初天の川を狙うつもりでしたが雲行きが怪しく断念。予め考えていたその他いくつかの候補も天候怪しく断念。消去法的に一番天の川が撮れる可能性が高かった豊頃大津海岸にいくことに。

豊頃大津海岸といえばジュエリーアイスで有名ですが今年は不作。あまり期待できない状況でしたが運よく氷が上がっていれば天の川と絡めて写真を撮りたいと思ってました。

沈みゆくオリオンと冬の大三角

深夜2時頃海岸に着くと空はGPVの予報どおり晴れ。天の川が昇ってくる空と反対方向を見ると冬の星座オリオンが半分沈みかけていました。ソフトフィルターのせいで街の明かりもにぎやかですが満点の星とのコラボでこれはこれでよい感じかと思います。

(20190205撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:iso1600,f1.6,ss15,Kenko MC PROソフトン(A)使用)

水平線から昇る夏の天の川

ジュエリーアイスはやはりほとんど打ちあがっておらず仕方なく薄っすら雪化粧の海岸を前景にして天の川を撮ることに。

4時ごろひと際輝く木星を携えた天の川が水平線から登ってきました。実は天の川を本格的に撮り始めたのは昨年の夏ごろからでこの時期の横たわった天の川を目にするのは初めてでちょっと感動しました。

(20190205撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:星景20枚スタック,iso1600,f1.4,ss15,Kenko MC PROソフトン(A)使用/前景16枚スタック.iso6400,f1.4,ss30)

美しき黎明の天の川

写真を撮り始めると1時間というのは本当にあっという間で水平線から天の川全体が浮かびがったと思ったら、今度は太陽の明かりで空が急速になり天の川はうっすらと変色していきます。よく黎明の天の川が一番美しいと聞きますが実際みてその美しさが体感できました。

(20190205撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:星景20枚スタック,iso1600,f1.4,ss15,Kenko MC PROソフトン(A)使用/前景7枚スタック.iso6400,f2.8,ss30)

天の川を撮り終えた後十勝川河口付近を橋の上からパシャリ。ジュエリーアイスの素でぎっしり川が覆われてました。この状況でなぜジュエリーアイスが打ちあがらないのかちょっと不思議ですね。

(20190205撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:iso100,f3.2,ss1/100)

豊頃大津海岸へのアクセス

1月~3月のシーズン中(時期未定)仮設のプレハブ案内小屋と無料の臨時駐車場がオープンします。駐車場周辺は民家になりますので、事前に駐車場場所を確認し現地で深夜に訪れる場合は特にエンジンを速やかに切るなど周辺環境に配慮するようにしましょう。

詳しくは下記ジュエリーアイス公式HPにて

豊頃観光協会公式HP

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