5月半ばよく晴れた日、かねてから予定していた安平町の菜の花の撮影小旅行に出かけました。カメラを夫婦2人の共通の趣味として始めたものの最近はお互い撮りたいものが違って別々に写活することがほとんどになってしまいましたが、今回は久しぶりに2人でそろって写活旅行です。
札幌から1時間、日帰りで十分な距離ですが昨年9月に起きた北海道胆振東部地震の復興支援も兼ねて安平の宿に1泊しました。
北海道の遅い春の訪れを感じる旅
本州の温暖な地域と比べて1~2か月遅く訪れる北海道の春。毎年菜の花の咲くこの時期が体感的にもやっと春が来たと感じれるようになります。そんな春の香りを感じながら、安平町の菜の花畑を見て回ってきました。
実は安平の菜の花を回るのは今回で2回目、昨年初めて回って広大な菜の花畑に感動しまた今年も来ようと思っていました。菜の花畑の場所は、安平の農家さんが実用的な目的で育てられているため毎年作付けされている場所が変わります。当たり外れもあるようですが、見るものとしては今年はどんな感じの場所だろうとわくわくします。
期間中公開されている菜の花マップ(安平町なのはな会提供)を見ながら撮影が可能な畑を回ります。まず目に飛び込んできたのは菜の花ではなく、トラクターで整地されたばかりの土壌の筋がまっすぐに伸びる畑でした。菜の花を見る前に思わず車をとめて写真を撮りました。青い空と畑のコントラストがきれいです。
下はいくつかの畑を回った後にたどり着いたそらく今回一番広い作付面積の菜の花畑。満開の菜の花、どこまでも続いているような広大な畑、青い空、そして包まれるような菜の花の香り。とても幸せな気分でした。
一通り見て回った後夕方になるのを待って再び写活。菜の花の黄色が夕陽のオレンジにやわらかく照らされ良い感じです。空の雲もよい演出をしてくれています。
これは妻が撮影した写真。自分より上手いですね(汗)
とこんな感じで満開の菜の花を楽しむことができました。
菜の花と星ぐるぐる
日が暮れた後雲が晴れたのでお得意の?星ぐるぐるを撮影しました。トータル3時間近く撮影しましたが、千歳空港の近くということもあって頻繁に飛行機の軌跡がフレームインして使えたのは結局50分ほどの撮影データになりました。
菜の花畑と天の川
日を改め天の川も撮影しました。本当はもっと真近の菜の花と天の川を絡めて撮りたかったですが、良いロケーションが見つけられませんでした。また来年再挑戦してみようと思います。
おまけ
菜の花畑の近くの水田にて。試し撮りの何枚かで星空が雲に飲み込まれてしまいましたが、風もなく田んぼに張られた水面には星がきれいに反射していました。菜の花もそうですが、今年はこういったその時々で季節を感じられる被写体と星空を多く撮影していきたいと思っています。