星景

ニセコじゃがいも畑と雲海迫る丘から天の川

ニセコ星撮りひとり合宿2日目。1日目夜通し撮り続けたのでキャンプ地に戻り五色温泉に入ったあと夕方まで眠り再び始動です。空を見ると前日より雲が出ていましたが何とか今日も星撮りできそうな雰囲気です。

今回の星撮り合宿では是非撮りたいと思っていた写真が二つありました。一つは昨日うまくいった神仙沼での天の川、もう一つはちょう見ごろになったニセコのじゃがいも畑の花と天の川の写真です。正直天の川さえあれば基本なんでも絵になってしまいますが、その季節その場所でしか見れない風景と星空を納めたいと星撮りとしては思います。

見頃を迎えたニセコじゃがいもの花畑

さて、昨日神仙沼に行く前に実は半日かけてじゃがいも畑と天の川を撮るべくロケハンを行いました。こういう季節ものの風景の場所探しというのはグーグル検索などの机上の作業では限界があります。実際にその場所を見て回って確認する作業が非常に大切になってきます。こちらの都合に合わせて自然は働いてなどくれませんので最悪今回が条件に合わなくても来年のためのロケハンになればよいという思いで畑を見て回りました。

幸運なことにそのロケハンでとてもよい場所を見つけることができました。街灯の影響が少しありましたが天の川が昇ればじゃがいも畑と羊蹄山を同時に画角に収めることができる場所です。

儚い風景

しかしやはり自然というの自分の都合には早々合わせてくれません。天の川が程よく羊蹄山の上に立ち昇りさあこれから本格的に撮影をしようとしようと始めたころ雲が立ち込め、アッと思った次の瞬間には羊蹄山と天の川をすっぽり飲み込んでしまいました。下の写真は構図確認の試し撮りとしてISO12800で撮った写真です。カメラあるあるですが、この後再び天の川が現れることはありませんでした。

(20190708撮影 α7ⅲ,sigma14mm f1.8 art:iso12800,f2.2,ss4)

少し残念でしたが心の中で「また来年撮りに来ます、、」と心の中で呟いてその場所を後にしました。

雲海迫る小高い丘から天の川

もしかしたら高い場所に行けば天の川が撮れるかもしれない、そう思いダメ元で高い場所を目指しました。高い場所へ向かっている最中も深い霧が立ち込めさすがに今日はダメかと思いましたが、撮影ポイントに近づくと幸運にも霧が晴れました。晴れた空にははっきりと天の川が立ち昇っていました。しかし眼下には今にも迫ってきそうな雲海が広がっていました。急いで三脚を据え付け撮影に取り掛かります。

帰ってから妻にはなんかかっこ悪いと不評でした(笑)が落雷の影響か途中で折れた木から立ち昇るような天の川。

(20190708撮影 α7ⅲ,sigma14mm f1.8 art:7枚スタック,iso6400,f2.2,ss20)

全体はこんな感じで雲海が下の町の光を遮りその上に天の川が立ち昇って幻想的な雰囲気を醸しだしていました。このパノラマ写真を撮り終えた数十秒後雲海が目の前に広がり再び天の川を飲みこんでしまいました。

(20190708撮影 α7ⅲ,sigma14mm f1.8 art:8枚パノラマ合成,iso6400,f2.2,ss20)

偶然見つけたスポットにて

霧が晴れそうになかったので再び移動しさらに高い場所を目指しました。するとまた雲海から抜けることができましたが、よい構図となる撮影ポイントをなかなか見つけることができずだんだん空の色が明かるなりはじめ天の川撮れるタイムリミットが迫ってきました。そんな中ふと車を止めた場所でよい写真がとれました。カーブした道路の先に天の川が立ち昇っています。個人的にとても気にいっています。

(20190709撮影 α7ⅲ,sigma14mm f1.8 art:4枚スタック,iso3200,f2.2,ss30)

早朝のじゃがいも畑にて

何とか天の川を撮り終えた日の朝、初日にロケハンして回った際に見つけた広いじゃがいも畑に向かいました。まだ低い霧が周囲にたちこめとてもよい感じでした。ISOを星撮りの設定のままにしてやらかしてますが、最後に3枚。

(20190709撮影 α7ⅲ,tamuron28-75:36mm,iso3200,f16,ss1/6400)

(20190709撮影 α7ⅲ,tamuron28-75:iso3200,f10,ss1/6400)

(20190709撮影 α7ⅲ,tamuron28-75:48mm,iso3200,f7.1,ss1/6400)

スポンサー

ギア雲台(星景写真撮影におすすめ)

ギア雲台は、目盛りを見ながら1mm単位で構図の微調整が可能。 望遠レンズを使用した風景や天体撮影など、水平を正確に保つ事が求められる現場で活躍します。スタジオでの集合写真や物撮りなどにも。
ティルト方向には+90度~-50度、サイドティルト方向には±45度と広い可動域を持つため、幅広く使えるオールマイティなギア雲台

楽天市場で見る
ヤフーショッピングで見る
±10度と可動範囲が狭く、自由雲台等を併用し最終的に水平を微調整する使い方がオススメ。緻密さを求められる撮影に適しています。

楽天市場で見る

ミニ三脚

2014年中国で設立された新鋭のカメラ三脚メーカー、Leofoto (レオフォト)の、人気のミニ三脚。
トラベル、登山はもちろん、テーブルフォトや商品撮影、ライブ配信、Vlog、ユーチューブ撮影まで幅広い用途で活躍。
ローアングル撮影も可能。

楽天市場で見る
ヤフーショッピングで見る

-星景
-,

© 2024 ほしたび Powered by STINGER