こんにちは、ほしたびです。実は昨年星撮りをする気力が全くなくなってしまった時、その代わりの趣味にとして始めたキャンプで再度星を撮りはじめました。最初は星撮りはキャンプのついでのほんの気晴らし程度に撮るつもりでいたのですが、撮りだすとやはり星撮りは楽しくいつのまにか主目的に。結果的にやめようと思っていた星撮りをまた再開するに至りました。
日常から離れゆっくりと焚き火や時にはお酒を飲みながら星空を眺めて過ごす夜は格別です。毎回訪れたキャンプ場で1、2ショットだけですが気が付けばそれなりの枚数になっていたのでまとめてみました。
由仁町古山貯水池自然公園オートキャンプ場の星空(2022年7月撮影)
最初は安平町にある古山貯水池自然公園オートキャンプ場。この時は新月期かどうかも確認せず純粋にキャンプを楽しむつもりで現地に行ったのですが、ふと夜空をを見ると木々の合間から綺麗な星空が見え思わずカメラを向けて撮ったショット。ちょうどその木々の合間から夏の天の川の一部がのこちらを覗いていました。久しぶりに星撮りが楽しいと心から思えた瞬間でした。
千歳市支笏湖モラップキャンプ場の星空(2022年9月撮影)
続いて有名な支笏湖のモラップキャンプ場。平日でもキャンパーが多く賑やかな場所ですがその明かりも夜はとてもよい雰囲気に。奥にたたずむ樽前山と風不死岳のシルエットも美しい。
爺湖町仲洞爺キャンプ場の星空(2022年9月撮影)
続いて仲洞爺キャンプ場。ここも北海道のキャンプ場の中でいつも人気上位にくるキャンプ場。平日早くに着きましたがよい場所はほとんど埋まってしまっていました。星空を撮る時の構図の良さだけで決めた場所ですが、サイトはかなり傾斜していて寝るときはちょっと苦労しました。。目の前には洞爺湖が広がり、額縁のような枝葉の合間から天の川、有珠山のシルエットそして温泉街のネオンが見えとても美しかった。ここが人気なのもこのロケーションを見れば納得です。
伊達市徳舜瞥山麓キャンプ場の星空(2022年10月撮影)
続いて秋になり伊達市徳舜瞥山麓キャンプ場。ここは無料のキャンプ場でトイレはちょっと汚いけど星撮りにはうってつけの穴場サイト。もともと星が撮れる場所にある上に場内にあるいくつかある街灯がなぜか夜になってもつきません。おかげできれいな星空を撮ることができました。キャンプ場には常連さんが多いようでキャンピングカーで何日も泊り続けているという方もいました。下写真は白鳥座付近の天の川。
夜も更け昇ってきたオリオン座。10月にもなると北海道は夜マイナスの気温にもなるためこのキャンプのときからストーブを用意しました。
三笠市湯の元温泉野営場の星空(2022年12月撮影)
冬になってやってみたかった雪中キャンプに挑戦しました。場所は三笠市の湯の元温泉野営場。マイナス12°まで下がるなかなかの試練でしたが楽しかった。隣接する旅館の明かりの処理がちょっと難しかったがオリオンが昇ってきたときのショット。
別のショット。外がどんなに寒くても中で暖をとれるは最高ですね。寝るときはストーブは消しますが、コットと冬用のシュラフがあればそこそこ快適に寝ることができます。
安平町ファミリーパーク追分オートキャンプ場の星空(2023年2月撮影)
次は北海道では1年で最も寒くなる2月に再び雪中キャンプに挑戦。場所は安平町の追分オートキャンプ場。この日は深夜-21度まで下がり本当に寒かった。テントの外で星空を撮っているほんの数十分の間にキツネがテント内に侵入して荒らされるなどトラブルもあって大変でしたが星空はとてもきれいでした。下写真はサイト内にある小さいバンガロー小屋。3つ並んだ小屋がまるでオリオンの三ツ星のようでかわいかった。
久しぶりのスタートレイル。
夜明け前昇ってくる天の川をアーチで。これが今年初めての天の川の撮影になりました。
蘭越町ニセコサヒナキャンプ場の星空(2023年2月撮影)
最後は道外でも人気のキャンプ場ニセコサヒナキャンプ場での雪中キャンプ。噂どおりとても雰囲気の良いキャンプ場でした。下写真は月明かりが残る中で撮った一枚。テントサイトまで続く雪の小道が月明かりに照らされてとてもきれいでした。
未明の天の川。奥にうっすら見えるのは羊蹄山。サイトから羊蹄山やニセコアンヌプリといった山々を望むことができるのがこのキャンプ場のひとつの売り。大気の状態があまり良くなくもやっとしていますが雰囲気のある一枚が撮れました。
以上、ここ数か月の星空キャンプの記録でした。今後もたまに気が向いたらキャンプに行って星空を撮ってみたいと思っています。