星景

熊野の星空

今回は前回記事「熊野古道の旅」の最中運よく撮れた星空になります。一緒に旅をした妻の協力と宿泊した旅館の配慮もあり2日間、自分なりに満足する形で星撮り撮影をすることができました。

大鳥居に降り注ぐ宝石のような星空

もしチャンスがあるならここで一枚撮りたいと思っていた場所でした。大鳥居の上方にひと際大きく輝くシリウスと冬の大三角そしてオリオンが昇り、さらさらとした冬の天の川がちょうど鳥居の上に降り注いでいるかのようです。鳥居の周辺は少し明るいですが、空は光害がほとんどなく星空が本当にきれいに見え感動しました。

(20191129撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:星景6枚スタック,iso3200,f2.0,ss20,Kenko MC PROソフトン(A)使用/前景3枚スタック.iso3200,f2.0,ss30)

オリオンが程よい位置にくるまでの時間大鳥居の正面から撮った星の軌跡です。いつも撮る星ぐるぐるとは違って神々しい。

(20191128撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:星景100枚比較明合成,iso800,f2.0,ss30,Kenko MC PROソフトン(A)使用/前景5枚スタック.iso800,f2.0,ss30)

試し撮りに撮った大鳥居近くの観光センターの建物です。強いオレンジの水銀灯が建物をこうこうと照らしていましたが、やはり空は漆黒で星がきれいに映し出されました。

(20191128撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:iso1600,f2.0,ss20,Kenko MC PROソフトン(A)使用)

赤木城跡にて

戦国時代一揆を抑える目的で築かれたという赤木城、その跡地の石垣の上から撮りました。ここは雲海のスポットでもあるようで、この日も霧がかり雰囲気のある星景写真が撮れました。

(20191129撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:星景6枚×2段パノラマ合成,iso3200,f2.0,ss20,Kenko MC PROソフトン(A)使用,前景5枚パノラマ合成,iso6400,f2.0,ss30)

自分は星撮りの前にその土地の歴史を詳しく調べるのはもし怖い歴史があった場所だった場合星撮りの最中怖くなってしまうのでなるべく調べないようにしてます。で帰ってきてからここの歴史を詳しく調べると、城の落成披露の際に捕らわれた一揆の残党160人がここから1キロ近くの場所で際斬首されたと。。その場所に実はこの後行って星撮りを30分ほどしたのですが、途中で霧が立ち込めて成果のある写真は撮れませんでした。事前に知っていたらさすがに避けた場所ですが、何事もなくてよかったです(汗)

丸山千枚田にて

水張りもなく稲もなく、田んぼとしては完全にシーズンオフの時期でしたが熊野らしい風景と星空をとることができました。方角的ににぎやかな星の数が少ない北側の空の方向になりますが、冬の天の川もしっかりと映っていて満足な一枚になりました。

(20191129撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:星景5枚×2段パノラマ合成,iso3200,f1.6,ss20,Kenko MC PROソフトン(A)使用,前景9枚パノラマ合成,iso6400,f2.0,ss30)

棚田群の中に建てられた休憩小屋から空を見上げて一枚。ポイントがなかったのでライティングで演出しています。

(20191129撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:星景iso3200,f2.0,ss20,Kenko MC PROソフトン(A)使用/前景4枚スタック.iso6400,f2.0,ss30)

熊野川にかかる鉄橋から

移動中街灯のない鉄橋を見つけて撮りました。

(20191128撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:星景4枚スタック,iso1600,f2.0,ss20,Kenko MC PROソフトン(A)使用)

角度を上に向けてもう一枚。

(20191128撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:星景4枚スタック,iso1600,f2.0,ss20,Kenko MC PROソフトン(A)使用)

とこのような感じで旅の最中に素晴らしい熊野の星空を堪能することができました。ありがとうございました。

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