星景

ニセコの田んぼで羊蹄山と星空リフレクション

他の方のSNSの写真を見ていてどうしても撮ってみたくなった田んぼの星空リフレクション。他にも撮ってみたい場所がまだたくさんありましたが、稲が育ちきる前の今しか撮ることができないと思い行ってきました。

ただ、田んぼでちゃんと写真を撮ろうと思ったのは今回が初めて。撮影に適した田んぼがどこにあるのかさえロケーションしていなかったので、現地に早めに行ってロケハンして場所を探すことにしました。あまり準備せず急遽決めたことなので最悪良い場所がみつからなくても来年のためのロケハンになればそれで十分です。

存在感のある羊蹄山それを映す水田

ネット上で目星をつけた洞爺からニセコの数カ所の田んぼを5,6時間かけて回りました。少し心配していた稲の生育状況はまだぎりぎりリフレクションが撮れる状態でほっとしました。ただ街灯などの影響や天の川が立ち上がった時の構図まで考えるとなかなか良い場所というが見つかりません。

日がだんだん傾きそろそろ撮る場所を決めないといけないと思い始めた時ほぼ理想的な環境の田んぼを見つけました。天の川の昇る位置と羊蹄山が同方向にあり、街灯や民家の明かりの影響が少ない場所。下の写真は日が暮れる前に試し撮りで撮ったものですが、ロケーションが素晴らしくすでに景色が仕上がっていました。

(20190608撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:iso100,f5.0,ss1/80)

日が暮れて天の川が羊蹄山の方向に立ち上がりました。まだ月が沈み切っていませんでしたが、前景を見せるにはちょうど良い明りかと思いパノラマでとりました。風もほとんどなく手前の水面にはさそり座の形がはっきりとわかるくらいリフレクションがきれいに映し出されています。

(20190608撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:8枚×2段パノラマ合成,iso3200,f2.0,ss15,Kenko MC PROソフトン(A)使用)

同じ時間帯近くの別の田んぼで星ぐるぐるも撮りました。田んぼの稲の合間を縫うように星の軌跡が走っています。星の色もはっきりと出て思った以上にうまく撮ることができました。

(201900608 撮影 α7Ⅱ,samyang 14mm F2.8:120枚比較明合成,iso800,f2.8,ss30)

星の軌跡をタイムラプスで

星ぐるぐる用に設置したカメラで撮った約2時間半分(動画時間は21秒)のタイムラプスです。この日は最終的に深い霧に一帯が覆われてしまいますがそこまでの写真をつないだ動画になります。空の星が動くと同時に田んぼに映った星も動くのが分かります。途中から現れる霧もドラマチックで面白いタイムプラスを作成することができました。

ということで急遽思い立った田んぼの星空リフレクションを運よく撮影することができました。実はこの日はGPV予報では雲行きが怪しかったのですが、ニセコ方面は終盤霧に覆われるまで全く雲がなく快晴でした。予定していなかったのですが、あまりにも雲がなかったので田んぼのリフレクションを撮ったあと欲張ってもう一カ所星空を撮りにいくことにしました。

 

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