星景

中標津の天の川

今年の初め星景写真を自分の写活のメインテーマにひそかに決めてから星空撮影のための道東遠征を1月、2月と続けてきました。

今回は第三弾となる3月の道東遠征の旅です。自営業の特権を生かし仕事や確定申告を2月までに集中して片付けた後思い切って4泊5日の旅に行ってきました。

PM2.5の影響にも負けない道東の天の川

遠征の直前ちょっと困ったことが起こりました。中国北部の山での森林火災です。かなり広範囲におよぶ森林火災だったらしく、北海道は位置的にもろにその影響を受けてしまいました。

遠征最初の夜、空を見上げると晴れてはいるものの全体的に霞がかり星がはっきり見えません。P.M2.5の数値も高い予想であまり期待できない状態でしたがダメ元で前回遠征時に見つけた中標津の防風林で天の川撮影チャレンジしてみることに。

天の川が昇る時間になっても相変わらず空の状態は変わらずほとんど天の川が認識できない状況でしたが気にせず何枚も写真を撮りました。あまりやりたくなかったですが下記写真は20枚以上合成して天の川をあぶりだしなんとか絵になるように仕上げました。

(20190307撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:星景23枚スタック,iso1600,f1.6,ss15/前景5枚スタック.iso3200,f2.0,ss30)

防風林の天の川をひととおり撮った後別の場所に移動しました。この時期の天の川を撮れる時間帯は未明から明け方前の2時間くらいしかなく効率的に動かなければなりません。予め昼間にロケハンをして構図まで決めた場所に急いで移動です。

一瞬富良野かと思う起伏のある丘での天の川。移動した場所ではすでに少し空が明るくなってましたが、なぜか空の状態が少し良くなってました。これは1枚撮り。

(20190307撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:iso1600,f1.4,ss15)

同じ場所の違うポイントで。真ん中に子どもの木、手前の大きい木はお父さん、小さい木はお母さん、3人家族の木と勝手に名付けました。東の空が明るくなり天の川が消えそうになる淡くきれいな時間帯に撮りました。

(20190307撮影 α7ⅲ,sel24f14gm:iso1600,f1.4,ss15)

というわけで3月の星景写真撮影の旅は滑り出しよくスタートできました。それにしても冬の道東の空は天候の面も含めて強いです。

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