星景

北へ北へ、まだ見ぬ地の星空を求めて(9月撮影)

こんにちは、始めてから3年のブログも1年になるinsta(ギャラリー)もいまいち人気なくやる気をなくしつつあるほしたびです。最近はそこそこ良い写真をアップすることができていると思うのですが、自分の人見知りの性格や人を寄せ付けない雰囲気が滲み出てしまっているのか(笑)なかなか自分が期待するほどの反応もなくブログは特に書き続けるモチベーションの低下が著しいです。単に写真が魅力ないんでしょうか、それなら仕方ないですが。。

ただそうは言っても星撮りのモチベーションはもちろん落ちることはなく、ブログの一番の目的は自分のために記録を残すことにあるので何もなかろうとたんたんと続けていきたいとは思っています。根が真面目なので面白いことが書けませんが、もし毎回読んでくれている方がいるなら(いるのか??)うれしいです。

さて、2か月も前の記録になってしまいましたが今回は9月初めごろに自身初めてとなる宗也方面での星撮り活動になります。片道車で5時間以上かかりました。ロケハンにも行ったことがない地域だったので最悪撮れ高がなくても次回の撮影のための礎になればという気持ちで北へ向かいました。

素朴な風景と秋の天の川

毎回のことですが少し現地に早くついてロケハンしました。自分がなぜ毎回星撮りの前にロケハンしたり夜通しで朝まで撮影できる時間的余裕があるかというと比較的時間的な自由度がある1人経営の自営業だからなんですね。ただ当然のことながら、星撮りに費やす時間が多くなると仕事できず月の収入がもろに減ってしまうのでそんなには星撮りがずっとできる訳ではないのですが。。

牧草ロールと天の川

話がそれましたが、そんな星撮り前のロケハンで見つけたのが下の素朴な牧草地の風景です。牧草ロールも最近は発酵を促すための色気のない白や黒のビニールでラッピングされることが多くなり、このような裸の状態で見られるのは珍しくなってきました。自分には珍しく天の川を横切る流星も映っていたカットがあり星空に対し位置合わせをした上でブレンド合成しています。この日の天の川はいつになく綺麗に見えました。

(20210905撮影 α7ⅲ,sigma14mm f1.8 art:星景64枚スタック,iso6400,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着/前景,iso1600,f4.0,ss312,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着)

展望デッキと天の川のコラボ

続いて高さ10mくらいあったでしょうか、木組みの展望台と天の川。展望台の木製の質感がとてもよかったのでシルエットではなく木組みの構造が分かるようにランタンで照らしてみました。北海道にはこのような展望台や見晴台が結構ありますがそれぞれ個性があり面白いですね。

(20210905撮影 α7ⅲ,sel14f18gm:星景33枚スタック,iso8000,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着/前景,iso1600,f2.2,ss282,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着/ライティング範囲,iso6400,f4.0,ss20)

北のモニュメントと天の川

続いてバイク乗りの方には結構人気のある北にあるモニュメント。星空も撮られている方がいるのを見ましたが、自分で撮るとなかなか難しかったですね、構図的なことですが。

(20210905撮影 α7ⅲ,sel14f18gm:星景32枚スタック,iso8000,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着/前景,iso8000,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着)

サイロと星空のリフレクション

次の写真は夜場所移動中にふと橋の下を見たときに川面にリフレクションしているのが分かって偶然見つけることができた場所です。川なのですが、ほとんど流れることはなく水面に星空を映し肉眼でみてもキラキラときれいに輝いていました。程よい場所にサイロと小屋もあり絵になる景色で撮ることができました。

(20210905撮影 α7ⅲ,sel14f18gm:星景33枚スタック,iso8000,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着/前景,iso3200,f2.8,ss245,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着)

秋の夜長木々の立話

オリオン座を撮ろうと立ち寄った場所でふと後ろに何か感じるものがあり振り返ると3本の木が仲良く立ち話をするかの如く並んで生えていました。ちょうど天の川もよい位置にきていたのでパシャリ。低空の空も赤と緑の色かぶりも温かみのある雰囲気があるのでそのまま残しました。

(20210906未明撮影 α7ⅲ,sel14f18gm:星景32枚スタック,iso8000,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着/前景,iso2500,f2.2,ss232,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着)

展望デッキからの眺め

続いてとある展望デッキから眺めた天の川。いろいろ苦心した挙句落としどころが分からなくなってしまったレタッチですがせっかく撮影したので。ちょっと街灯などの明かりが想定外でした。もう少しうまく撮影できたはずですがちょっと失敗作です。

(20210906未明撮影 α7ⅲ,sel14f18gm:星景86枚スタック,iso8000,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着/前景,iso3200,f4.0,ss312,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着)

続いて同じ場所の展望台の踊り場から空を見上げ試し撮りのつもりで撮った15秒の1枚撮り。明かりは展望デッキの弱い保守用の明かりが漏れたもの。現場では構図的にNGかなと思いこの1枚で撮影するのをやめてしまったのですが、逆にそのことが自分には情緒的に感じられました。たった15秒という短い時間の露光で何億年もかかって到達したであろう微光な光をこんなにも捉えることができたということに少し心が動かされたのです。高感度撮影のためノイズがやや多いですが、その場の臨場感や雰囲気がもし伝わるならうれしいですね。

(20210906未明撮影 α7ⅲ,sel14f18gm:1枚,iso12800,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着)

夏のおわり秋の訪れを感じるオリオン

9月なるとだんだん朝方近くに高く昇ってくるうようになる冬の星座オリオンが撮影できるようになってきます。撮れる時間がまだ短いのでそんなには撮れませんでしたが何枚か撮りました。

展望デッキからみたオリオン

まずは展望デッキからみたオリオン。前景が地味だったのでちょっと星空をカラフルにしました、ちょっとやりすぎたかな。

(20210906未明撮影 α7ⅲ,sel14f18gm:星景33枚スタック,iso8000,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着/前景,iso1600,f2.8,ss293,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着)

続いて同じ場所でレンズを35mmに変えて。

(20210906未明撮影 α7ⅲ,sel35f14gm:星景95枚スタック,iso8000,f1.8,ss8,Kenko PRO1D プロソフトン クリア(W)使用/前景,iso1250,f2.2,ss258)

渦巻タイルの広場で

続いて渦巻模様の柄が特徴的な広場で。ここは当日色々撮る場所を探している過程で偶然見つけた場所になります。朝方近くになるにつれて発生した霧も周囲に漂い幻想的な雰囲気になりました。

(20210906未明撮影 α7ⅲ,sel14f18gm:星景44枚スタック,iso8000,f1.8,ss15,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着/前景,iso1600,f2.8,ss307,LEEソフトフィルターNo.3後玉装着)

朝霧の中で

今回も夜通しの撮影となりました。朝方近くに発生した霧がとてもきれいだったので、撮影後の仮眠タイムだったですが眠たい目をこすって景色を撮ってみました。うっかり星撮り用のソフトフィルターを付けたまま撮影してしまいましたが、朝霧の雰囲気が柔らかく出てかえって良かったでしょうか。

 

以上になりますが、我ながら今回もよく枚数撮ったなと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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